政治・産業コンプレックスの変貌 4
社会的不平等は政治的無関心の根本原因を暴きだしてくれます。
まるで政治的生活に異議を申し立てることがもっとも恵まれない階層のやることであるかのようにして・・・
またこの無関心のウイルスが今日中産階級のなかに波及するようにして、すべてがおこなわれます。
この新しい第三階級は、普通選挙を通してみずからの権力を行使するために最小限の誓約を用意する必要もなかったのです。
この政治的無気力症を説明するために、政治学者はさまざまな理由を引き合いに出します。
政治学者はロナルド・レーガンの自由主義的教条主義を非難します。
かれの自由主義的教条主義は、つぎのような主張に要約することができるでしょう。
「あなたは自分の祖国を愛しても、自分の政府を憎むことができる」。
・・・政治学者はまた、伝統的な政党の弱体化が進んでいることを非難します。
伝統的な政党は、環境保護派、さまざまな同盟(たとえばイタリアのロンバルディア同盟)、米国で盛んになったようなあらゆる種類の結社、といったものに譲歩しています。